アクツナカノ税理士法人 大阪事務所
税制改正

 地積規模の大きな宅地(従前の広大地)の評価の概要
 相続税等の財産評価の適正化を図るため、広大地の評価について、従来の面積に比例的に減額する評価方法から、各土地の個性に応じて形状・面積に基づき評価する方法に見直され、適用要件が明確化されました。なお、「広大地の評価」は廃止され、新たに「地積規模の大きな宅地の評価」として新設されました。

  (1)地積規模の大きな宅地の概要(課税時期が平成30年1月1日以降から適用)

三大都市圏・・・・・500u以上の地積の宅地
三大都市圏以外の地域・・・・・1,000u以上の地積の宅地
(注) 市街化調整区域に所在する宅地等一定の事項に該当する宅地は、地積規模の大きな宅地から除かれます。



  (2)評価の対象となる宅地

路線価地域については、普通商業・併用住宅地区及び普通住宅地区に所在するもの



  (3)具体的評価額(広大地と地積規模の大きな宅地の評価額の相違)

【土地の状況】
・三大都市圏の普通住宅地区に所在する地積750uの土地
・他の地積規模の大きな宅地の評価(広大地の評価)の適用要件を満たす。


【T】 改正前(広大地の場合)
@ 正面路線価 300千円
A 広大地補正率 0.5625
B 300千円×0.5625×750u=126,562,500円


【U】 改正後(地積規模の大きな宅地の場合)
@ 正面路線価を基とした価額の計算 300千円×0.95=285,000円
A 規模格差補正率
750u×0.95+25 ×0.8=0.7866・・・・ → 0.78
750u
B 評価額285,000円×750u×0.78=166,725,000円


【V】 改正前と改正後の評価額の誤差
 【U】−【T】=40,162,500円(改正前と比較して改正後の評価額が増加)


作成日 平成30年9月3日


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