アクツナカノ税理士法人 大阪事務所
月報

 『令和』の始まり


 5月1日から新元号の『令和』となりました。4月1日に新元号が発表されて1カ月経ち落ち着いてきたこともあるのでしょうが、世の中の雰囲気は平成から令和へと違和感なく、かつ、高揚感を持ちながらも冷静に受け入れられているような気がします。『令和』がどのような時代になるのかを楽しみにして、この時代を生きていきたいものだと思います。そして、今年のゴールデンウィークは、新天皇陛下の「即位の礼」の祝日に伴い10連休となったわけですが、カレンダーどおりに休みを取ることが出来た方々には、身も心もリフレッシュすることが出来たのではないでしょうか。



 さて、「人生100年時代」という言葉がこの数年ですっかり定着しました。健康で長生きして、人生を通じて新たなことに挑戦したり、学んだりすることができることは素晴らしいことなのですが、やはりお金のことが頭の中をよぎります。総務省の家計調査によると2018年の平均貯蓄率は28.6%で2000年以降では最高になり、将来への不安から消費を抑える傾向が強まっているということのようです。高齢者や女性の労働市場参加で雇用者は増え、雇用者報酬は増えたが、なかなか消費は盛り上がっていない。その理由の一つが、人生100年時代に備えた人々の生活防衛もあるのではないか、という記事がありました(平成31年3月14日付日本経済新聞「大機小機」より抜粋)。

 個人的な話しで申し訳ありませんが、小生の妻が3月末で再雇用されていた職場を自己都合により退職しました。スーパーへ買い物に行っても、なんとなくこれまでよりは節約しているように思われ、生活防衛をしていることを実感できるこの頃です。貯蓄額や将来における年金受給等に不安を持っている限り、なかなか安心して財布のヒモをゆるめる訳にはいかないのかもしれません。しかし、金銭面だけにとらわれず生活全般に目を向けると、家庭内における時間的なゆとり、あるいは、精神的なゆとり等々、気分的にはこれまでと違った生活感が漂うようになった気がします。

 ところで、バリバリの現役世代にとっても定年退職後の将来に備えた貯蓄やそれ相応の準備は当然必要と思われますが、税制面で有利な制度もありますので活用してみるのも一つの方法です。例えば、『iDeCo(イデコ)』。イデコとは、「個人型確定拠出年金」のことですが、60歳までの間に毎月一定の掛金を出して、その掛金で投資信託等により運用し、60歳以降に運用した資産を受け取るというものです。税制面でのメリットは、@掛金の全額が所得控除 A運用中に得た利益は非課税 B運用資産を受け取る時も、「退職所得控除」や「公的年金等控除」が適用される。ということです。

 新入社員や若手社員に限らず、社員の皆さんにも紹介してみてはいかがでしょうか。また、不明な点がありましたら、当事務所の担当者までお問合せください。

 (注)平均貯蓄率とは、貯蓄額を可処分所得で割った比率のことです。


  バックナンバーへ
アクツナカノ会計グループ 〒532-0011 大阪市淀川区西中島4丁目7番12−103号
TEL 06-6304-1477  FAX 06-6304-1414
E−mail osaka@actnakano.com